友人によって自分をモデルにした人物が出てくる小説を勝手に公開されたら?


他人のプライバシーを公開して人目を引こうとする

近年、アマチュアの作家が自分の小説を公開できるサービスが人気です。こうしたサービスを経て多くのアマチュアがプロになっており、今後も人気は継続していくでしょう。ただ、アマチュアが誰でも見られる場で自分の小説を公開するというのは、危うい部分もあります。というのは、法律やルールに無頓着で他人のプライバシーに踏み込む可能性があるからです。たとえば、自分の友人などをモデルにした小説を公開したらどうなるでしょうか。一応、フィクションという触れ込みで公開されたとしても、見る人が見れば、誰のことを書いているのか一目瞭然ということだと問題になる可能性が高いです。

プロの作家がトラブルを起こした事例も

実際、過去にプロ作家の小説で、勝手に自分のことが書かれているということで裁判になった事例があります。こうしたトラブルは「勝手に書かれた」と思っている人の誤解で生じることもありますが、実際に作家が特定の人物をモデルにし、その人に了承を得ないまま発表したケースもあるので、アマチュアが犯してもまったく不思議ではありません。ではもし、友人などが自分のことをモデルにした小説を勝手に発表していた場合、どのように対処すればいいのでしょうか。書いた人間が知り合いなのであれば、まずは削除してもらえるようにお願いするのがいいでしょう。削除に応じない場合は公開元のサービスの運営に事実を伝えるべきです。

まずは書いた本人に「削除してほしい」と要請を

「この小説には私のプライバシーが勝手に記載されているので削除してほしい」と頼んでも、たとえば、書いた人間から「本名は書いていないから問題ない」などといわれることもあり得ます。しかし、関係者が読めば誰のことなのかわかるというケースだと、この理屈は裁判で認められない可能性が高いです。したがって、その理屈は通らないとあらためて削除を要請すべきでしょう。また、小説を公開するサービスの運営は、「そうしたトラブルは当人同士で話し合って解決してほしい」といってくるかもしれません。この場合は弁護士を立てて交渉すると対応が変わる可能性があります。

あえてスルーするのも一つの手

自分のことが書かれている小説があるとわかっても、あえてスルーをするというのも一つの手です。というのは、削除要請をして小説を書いた友人や知人とトラブルになった場合、友人、知人がSNSなどを通じて騒ぎ、事態が大きくなって多くの人に小説の存在を知られる可能性があるからです。ある意味、炎上商法に協力してしまうことになるので無視してやり過ごした方がいいこともあります。

一口にシュレッダーと言っても、種類は様々です。例えば動力では電動と手回しがあり、紙の細断サイズでは紙を細長く縦に切るストレートカット、縦だけでなく横にも切るクロスカットなどがあります。